2.

今回は第1章の途中である43ページまでを読みました。

 

第1章では前回触れたairbnbの設立のきっかけとなった出来事について書かれています。

 

ニューヨークで行われた国際デザイン会議に訪れる人たちにゲビアとチェスキー、2人は自分たちのアパートの空いている場所にエアベッドを置き、それに朝食をつけて1泊80ドルで貸し出そうというものでした。これをエアベッド&ブレックファーストと呼んでいます。この案はアパートの家賃を何とかして払うために考えたものでした。

2人はすぐにサイトを作り、会議の主催者に連絡して宣伝してもらい、見事3人の客を獲得しました。次の日に控えていたプレゼンテーションでは客の一人でデザイナーであるサーブも初めてのユーザーとして宣伝を手伝ってもらいました。

 

しかし、アイデアを面白がってくれた人はいましたが、真剣に受け止めてくれる人はいませんでした。中でもチェスキーが憧れていたデザイナーには「アイデアってそれだけではないよね。」と言われてしまいます。チェスキーはこの強烈な言葉とともに現実の壁にはじめて遭遇します。

 

家賃をどうにかするためのアイデアとはいうものの、普通の人が考えられるのは日給のアルバイトを何個もやりお金を何とかお金を集めようとするのではないでしょうか。

サイトも作り、実行するだけでなくプレゼンテーションまでしてしまう行動力は起業家の気質であると考えます。

まだユーザーにフィードバックをしてもらうのはやるだけでは終わらず何かを得ようという尽きない探究心だと感じました。