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今回は前回の続きである158ページから4章の最後である173ページまで読みました。

 

前回の記事でも触れたようにAirbnbでの事件について書かれています。人間が起こしたものではなく、家自体の安全性に関わるものでした。例えば、ホストの家の裏庭にあるブランコに座るとブランコを吊るしていた木が折れたり、温水器の故障による二酸化炭素中毒での死亡事故が怒ったりしました。ここで問題となるのは誰にこの事故の責任があるのかです。airbnbではホストに煙探知機、二酸化炭素探知機、消化器などの設置を勧めているが、実際に設置するかどうかをコントロールすることはできません。ホームシェアをすると他人の家に足を踏み入れることになるため必ずしも安全ということはなくなります。

 

もう一つ書かれていたのは思いがけない人種差別についてです。黒人の女性がクアルティナという本名とセルフィーを使用していた時はいつも予約を断られていましたが、ティナといい名前と風景写真を使用したところ断られなくなったというものです。この話が#AirbnbWhileBlackというタグでシェアされるとどんどん似たようなストーリーがシェアされ続けました。

このような差別問題は会社の核を揺るがすものでした。なぜなら居場所を作るということの上に成り立っているものだからです。ほとんどの会社にとっては差別は企業使命と遠い関わりしかありませんが、Airbnbにとっては企業使命わや達成するために差別はあっていけないものとなります。

差別の原因としては安全性を高めるための顔写真が影響しています。それが予想外の影響を与えました。

 

事件が起こってもそれを学びとして安全対策やサイトを見直すことで進歩し続けていることは凄いと思いました。どのようにサイトを作るか、どう運営していくのかを決定する際には1つのことに注目するだけでなくそうすると他にどのような影響がでてくるのかたくさんの角度から見直していくとことが必要であることがわかりました。